美しいマーブル模様の大理石テーブルは高級感があり、おしゃれなインテリアとして人気です。大理石は高価なイメージがありますが、種類によっては比較的安価で手に入れられるものもあり、気楽に高級感をだすことができます。
しかし、気に入って購入した大理石も月日が経つと汚れてきたり、引っ越しで新居に持っていけなかったりといずれ処分を考える日も来ることでしょう。今回は、大理石テーブルの処分について、ごみの分類から処分方法まで解説します。
目次
大理石テーブルは何ごみに分類される?
大理石テーブルは一般的には他のテーブルと同様、粗大ごみに分類されます。粗大ごみの定義は自治体によって異なりますが、1辺の長さが30cm以上とされていることが多いです。しかし、大理石という特殊な素材やサイズの関係で粗大ごみの対象にならない場合があるため、注意しましょう。ごみの分類は必ずご自身がお住いの地域のホームページで確認してください。
粗大ごみの対象にならない場合は、不用品回収業者やリサイクルショップに引き取りを依頼すると良いでしょう。
大理石テーブルの処分方法を解説!
ここから粗大ごみとして出す場合、不用品回収業者に依頼する場合、リサイクルショップに引き取りを依頼する場合の処分方法を紹介します。
粗大ごみとして出す
お住いの地域で粗大ごみとして出せる場合は、各自治体のルールに従って処分しましょう。粗大ごみとして出す場合の一般的な手順を紹介します。手順や費用は自治体によって異なるため、お住いの地域のルールを必ず確認してください。
【手順1】
各自治体のホームページから、電話またはインターネットで「粗大ごみ受付センター」に申し込みをします。申し込みは粗大ごみの回収の○日前までと決められている場合もあるため、日数には余裕を持つようにしましょう。
【手順2】
自治体が発行する「ごみ処理券」をコンビニエンスストアやスーパーマーケットで購入します。取り扱い店舗は自治体のホームページで確認できます。
【手順3】
申し込みをした日に収集してもらいます。もしくは、指定された収集場所に自分で持ち込む方法があります。自治体のルールを確認してください。粗大ごみに出す場合は、申し込みをしたり、ごみ処理券を購入したりと少し手間がかかりますが、その分安く処分できます。手間を惜しんででもコストを抑えたいという方におすすめです。
不用品回収業者に依頼する
自治体に粗大ごみとして出せない場合の処分方法としては不用品回収業者に引き取りを依頼することが一番手っ取り早いです。不用品回収業者は基本的にどのようなものでも引き取りをお願いできるため、引越し等で大量のごみがでたときに利用すれば一括で引き取り・処分をしてくれます。
ただし、それなりにコストがかかるため、状況次第で利用を考えてください。
不用品回収業者に依頼する場合の手順を紹介します。
【手順1】
家まで引き取りに来てくれる範囲の不用品回収業者を調べ、電話やインターネットで問い合わせをします。
【手順2】
引き取りしてもらうものや量について相談し、見積もりをもらいます。ものが大量だったり家からの持ち出しが難しかったりする場合は、自宅で直接見てもらうと良いでしょう。直接見てもらった方が安心できますね。
【手順3】
予定した日時に回収してもらいます。不用品の引き取りがスムーズにできるように前日までにまとめておきましょう。
【手順4】
支払いをして終了です。
不用品回収業者の中には必要以上に多額を請求をしたり、逆に不法投棄することで安くする悪徳業者がいるようなので注意してください。必ず見積もりを取ってもらい、納得のいく金額で引き取ってもらいましょう。業者の方に自宅で引き取ってもらうだけなので、比較的楽に処分することができます。
費用は高くなりますが、引越し等でばたばたしているときには特におすすめです。
リサイクルショップに引き取りを依頼する
大理石テーブルはリサイクルショップで買取をしてもらうことができます。状態がきれいなものやブランド品は、特に高価買取が期待できます。持ち運びができるサイズなのか、そもそも大理石テーブルの買取をしている業者なのかを確認しリサイクルショップへの引き取りを検討しましょう。処分費用がかかるどころか臨時収入になるかもしれませんね。しかし、査定に時間がかかる場合があるため注意しましょう。
大理石テーブルはまだ使える状況なのに、都合で手放さなければならない、もっと長く使ってあげてほしいという場合にはおすすめです。愛用した大理石テーブルを新たに他の人が使ってくれたら嬉しいですよね。
大理石テーブルを処分する前に!
大理石テーブルは普段のお手入れが重要です。処分の理由が汚れなのであれば、処分する前に一度磨いてみると案外きれいになるかもしれません。ただし、大理石は軟質なのでごしごし擦ることはしないでください。
- 表面のごみを取り除く
- 固く絞った柔らかい布で優しく拭く
- 乾いた布で乾拭きする
大理石専用の洗剤も売っていますので、汚れがひどい場合は使用をおすすめします。また、大理石はシミが付着しやすいので、テーブルに飲み物やインクをこぼしたらすぐに乾いた布でふき取りましょう。リサイクルショップに持っていく前には、この作業はしておきましょう。
大理石テーブルは普段から丁寧にお手入れをしていれば長く愛用することができます。高価な家具なので大事に使ってあげたいですよね。
大理石テーブルの種類
大理石とは自然に存在する石灰岩がマグマの熱と圧力を受けて変質し、結晶化したものです。実は、大理石には【天然大理石】【人造大理石】【人工大理石】の3つの種類があります。ここで、それぞれの大理石の特徴を紹介します。
天然大理石
天然大理石はその変質した自然岩を採取・加工したものです。採掘される産地によって模様や色がさまざまです。また、天然大理石は軟質として知られています。そのため、加工が難しかったり、運搬コストがかかったりするため、大理石のなかでは断トツ高価になります。
人造大理石
人造大理石は天然大理石を粉砕し、セメントや樹脂など、他のチップと混ぜ合わせて固めたものです。加工方法や混ぜ合わせるチップにより、強度や耐久性を持たせることができます。ものによって、性質が変わることが特徴です。素材には天然大理石が使用されているため高価になります。
人工大理石
人工大理石は樹脂を使用し、大理石に似せて作られたものです。つまり天然大理石とは無関係です。大理石を使用していないため、比較的安価で手にいれることができます。さらに、天然大理石に比べると耐久性に優れるため、テーブルだけでなく洗面台や風呂場など多岐にわたり使われます。見た目は大理石に似ている上に耐久性があるため、家庭に高級感を出したいときにはおすすめです。
まとめ
今回は大理石テーブルの処分方法について解説しました。大理石テーブルは他のテーブルと同様に粗大ごみに分類されますが、自治体によっては回収の対象にならない場合があります。そんなときは不用品回収業者への引き取り依頼や、リサイクルショップでの買取を検討してみてください。それぞれ、利点と欠点はありますので、ご自身に合ったベストな方法を選ぶようにしましょう。
大理石テーブルは日々のお手入れできれいな状態を保つことができます。購入したら長く使うためにもお手入れを欠かさないでくださいね。