- サイズの大きいメタルラックはどう処分すればいいの?
- メタルラックは何ごみで出せばいいの?解体は必要なの?
メタルラックはサイズが大きく重量もあるため、処分の方法にお困りの方も多くいるのではないでしょうか。
本記事では、メタルラックの正しい捨て方・回収の方法について解説いたします。この記事を読むことで、メタルラックの正しい処分方法を知ることができ、ご自身に合った最適な方法での処分が可能です。
迷うことなくメタルラックを処分できることにより、時間を有効的に使えるので、引っ越しや退去で他に手をつけなくてはならないことに時間を回すことができます。
処分をお急ぎの方にも、実行できる内容になっていますので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください。
目次
メタルラックの処分方法は「家庭用」と「事業用」で異なる
メタルラックは「家庭用」と「事業用」で処分の方法が異なります。後ほど詳しく触れますが、家庭で利用されていたメタルラックは不燃ごみ・粗大ごみとして処分ができます。
しかし、事業で利用されていた場合は「産業廃棄物」として処分する必要があるので、一般の家庭ごみとして処分ができません。
産業廃棄物は、事業者自身で処分をすることが「産業廃棄物処理法」により定められています。産業廃棄物を処分する場合は、事業者自身が持ち込みで処分するか、「産業廃棄物収集運搬業」の資格を持っている専門業者に依頼する必要があります。
メタルラックの処分時に注意しておきたいこと
メタルラックの処分時に注意すべき点は以下の2点です。
ココに注意
- サイズの大きいメタルラックは細かく解体しなくてはならない場合もある
- サビや歪みがあるメタルラックは解体を控える
詳しく解説していきます。
サイズの大きいメタルラックは細かく解体しなくてはならない場合もある
サイズの大きいメタルラックは、粗大ごみでそのまま処分することができないケースがあります。この場合、メタルラックの解体が必要になるので、専用の工具などを使い解体して処分をしましょう。
工具を使う際は、ケガには十分に注意してください。
サビや歪みがあるメタルラックは解体を控える
長年利用されたメタルラックは、経年の劣化によりサビたり歪んだりします。この場合、ケガの恐れがあるため解体は控えましょう。
メタルラックの処分方法は?正しい回収方法
一般的なメタルラックの処分方法は、主に以下の7つの方法があります。
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 家具店に引き取ってもらい処分する
- リサイクルショップで売却する
- フリマアプリ・オークションなどで売却する
- 知人・友人に譲る
- 不用品回収業者に依頼する
処分を検討されている方々の状況は様々ですので、どの処分方法が自分に一番合っているのか確認していきましょう。処分時の費用と手間のバランスを考えると自分に合った処分方法が見えてきます。
不燃ごみとして処分する
サビや歪みなどなく、細かく分解できる用具などをお持ちであれば、不燃ごみとして処分する方法が良いでしょう。不燃ごみの袋にまとめることができれば、処分に費用をかけずに、持ち込み処分する手間も省くことが可能です。
解体の手間はかかりますが、費用をかけずに処分したい場合には有効な方法です。
粗大ごみとして処分する
メタルラックのサイズにもよりますが、粗大ごみとして処分することも可能です。
処分費用がかかる点や、回収日の指定がされている点などデメリットもありますが、持ち込み不要で処分ができるメリットがあります。
費用・回収の方法は自治体によって異なるため、事前に自治体のごみ収集の窓口に問い合わせしましょう。
自治体によっては、粗大ごみで回収する場合もメタルラックの解体が必要なケースもあるので、解体の有無も含めて確認するとスムーズに処分が可能です。
家具店に引き取ってもらい処分する
買い替えに伴いメタルラックの処分を検討されている場合は、購入した家具店に引き取ってもらえるか一度問い合わせてみましょう。処分費用はかかる場合がありますが、買い替えついでに処分ができるため、処分の手間を省くことが可能です。
ご自身のメタルラックが引き取ってもらえるか、メタルラックの状態がわかる写真を事前に撮っておくとスムーズに相談ができます。
リサイクルショップなどの買取業者に売却する
サビや歪みがなく、比較的状態の良いメタルラックであれば、リサイクルショップなどの買取業者に売却するのも有効な方法です。その際、店頭持ち込みではなく無料で出張査定してもらえる業者を利用しましょう。
不要になったものが、他の方の役にも立ち、売却できればお金も手に入ります。
中には、買取金額がつかなくても無料で引き取ってくれる業者もあるので、費用や手間をかけずに処分が可能です。
フリマアプリ・オークションなどで売却する
比較的状態が良いメタルラックで、手間がかかっても出来るだけ高く売りたいと、お考えの方はフリマアプリやオークションなどを利用するのも良いでしょう。
近年では、できる限り購入費用を抑えたい方などで中古品も一定の需要があるので有効な方法です。
サイズが大きいので、配送料が高くついたり、購入者が見つからなかったり、出品・梱包・発送に手間がかったりとデメリットもありますが、値段を自分で決めることができる点、購入を検討している多数の方に見てもらえる点は大きなメリットでしょう。
知人・友人に譲る
買取業者などへの売却は考えておらず、まだ利用できるメタルラックであれば知人や友人に譲ってしまうのも良いでしょう。知人・友人のタイミングの問題はありますが、費用をかけずに処分ができ、人の役にも立つのでおすすめです。
身近な方でメタルラックをご検討している方などがいらっしゃれば、こちらの処分方法も有効な方法でしょう。
不用品回収業者を利用する
引っ越しや事業の閉店などにより早く処分をしたい場合、メタルラックの他にも処分したい不要なものがある場合は、不用品回収業者を利用するのが良いでしょう。
他の処分方法より高くなる傾向がありますが、即日で対応してくれる点、不要なものをまとめて処分できる点は魅力的です。時間を効率よく使いたい方や、処分に手間をかけたくない方には有効な方法です。
また、複数の業者で相見積りを取ることで大まかな相場を把握でき、見積りをもとに業者へ値引きの交渉もしやすくなります。
不用品回収業者に依頼する際注意したいこと
不用品回収業者で注意すべきところは、悪質な業者が存在するところです。
相場を把握してない利用者へ高額請求をする業者や、運搬・処分に必要な資格を所持せず事業を行っている業者などに依頼したことでトラブルが発生しています。
前項でもお伝えしましたが、事業用で利用したメタルラックは「産業廃棄物」として処分する必要があります。依頼した業者が「産業廃棄物収集運搬業」の資格なしに処分を実施した場合、依頼者にも罰則が科せられるので注意が必要です。
正しく判断するためにも以下のポイントを確認しておきましょう。
- 業者の身元をネットなどで調べて確認する
- 業者のホームページ・口コミを確認する
- 依頼する業者が必要な資格を持っているか確認する
まとめ
今回は、メタルラックの処分方法・正しい捨て方や回収方法についてご紹介しました。メタルラックは、「家庭用」「事業用」で処分の方法が異なるので、正しい回収方法で処分することが大切です。
様々な処分の方法がありますが、処分時にかかる費用と手間のバランスを考慮することで自分に合った最適な方法を見つけることができます。
不用品回収業者に依頼して処分をする場合は、必ず業者の身元や必要な資格を持っているか確認し、慎重に業者選びをしましょう。