- オーブンを破棄したいけど、どのように処分すればいいの?
- オーブンを破棄するのに、どれくらい費用がかかるの?
新型モデルへの買い替えや、寿命がきて壊れたなどで、不要になったオーブンの処分にお困りの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、オーブンの具体的な処分方法から、処分時にかかる費用までを詳しく解説いたします。本記事を読むことにより、オーブンの正しい処分方法が理解でき、自分に合った最適な方法でオーブンを処分することが可能です。
オーブンの処分にお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
オーブンの処分時に注意すべきこと
オーブンは「小型家電リサイクル法」で規定されている家電であることから、不燃ごみや粗大ごみとして処分できないケースがあります。
小型家電リサイクル法とは、小型の家電製品に利用されている金属(レアメタル・鉄など)を回収し、再び資源として利用できるようにする法律のことです。
自治体によって専用のボックスを設置して回収をするところもあれば、粗大ごみ・不燃ごみとして回収するところもあります。自治体によって回収方法が異なるので、事前に確認をとりましょう。
オーブンの処分方法は?処分の際にかかる費用
一般的なオーブンの処分方法は以下の6つの方法があります。
- 買取業者・リサイクルショップなど売却する
- フリマアプリ・オークションなどで売却する
- 家電量販店に引き取ってもらい処分する
- 知人・友人に譲る
- 粗大ごみとして処分する
- 不用品回収業者に依頼する
自分に合った処分方法はオーブンの状態・個々の状況などによっても異なります。それぞれの処分方法を考慮して、最適な処分方法を選びましょう。また、処分の際にかかる大体の費用も記載しておりますので、ぜひ参考にしてください。
買取業者・リサイクルショップなど売却する
オーブンレンジの状態が良好で、使用期間が短い場合は買取業者・リサイクルショップなどに売却するのがおすすめです。
特に以下の基準を満たすと高値での買取が可能です。
基準
- 使用期間が短いもの
- 製造年数5年以内のもの
- 多機能のもの
- 人気メーカーのもの
事前査定などで、実際にいくらで引き取ってもらえるのか業者に確認をとりましょう。処分にあまり時間はかけたくないけど、少しでもお得に処分したい方には有効な方法です。
フリマアプリ・オークションなどで売却する
時間に余裕がある方、手間がかかってもお得に処分をしたい方は、フリマアプリ・オークションなどを利用して処分するのも有効な方法です。
使わなくなったオーブンが人気メーカーや多機能のモデルであれば、中古市場でも一定の需要があるので売りやすいです。状態も良くてまだ使えるものであれば、積極的にフリマアプリやオークションなどで売却すると良いでしょう。
出品・梱包・発送までを自身で完結する必要がある点、配送料が高い点などのデメリットもありますが、自分で値段設定ができる点、不特定多数の方に自分の商品を認知してもらえるメリットがあります。
家電量販店に引き取ってもらい処分する
オーブンレンジの買い替えによって処分を検討している方、持ち込みで有料でも引き取ってもらいたい方は、家電量販店の引取りサービスを利用すると良いでしょう。
家電量販店では、新品の家電を購入する際、使用していた家電を下取りに出すことができます。下取りに出すことで無料で引き取りや、新品が安く購入できることもあります。
購入した家電の配送時に、回収も同時に行ってくれる所が多いので、処分の手間も省けます。
家電を購入しない場合でも、有料の回収サービスでの回収ができます。費用は大体550円〜2200円程度です。一般的には、店頭持ち込みでの回収がほとんどなので、自分で持ち運ぶ必要があります。
知人・友人に譲る
状態も良くて、処分するにもったいないとお考えの方は、知人や友人で必要としている方に譲るのも良いでしょう。不要なものが身近な人の役に立てることができ、処分の手間や費用も抑えることが可能です。。
知人や友人に必要な人がいないか一度相談してみましょう。
粗大ごみとして処分する
前項でも解説しましたが、オーブンは「小型家電リサイクル法」に従っての処分が必要です。自治体によって回収方法は異なりますが、多くの自治体は粗大ごみとして処分します。
オーブンの状態も悪く費用は最低限に抑えたい方、家電量販店に持ち込んで処分するのも手間だと思う方は、自治体の粗大ごみに出すのが良いでしょう。粗大ごみで処分する流れは以下の通りです。
処分する流れ
- ネットや電話から自治体の粗大ごみ収集窓口で受付をする。
- 粗大ごみの処理券をコンビニなどで購入をする。
- オーブンに処理券を貼り付けて、当日に家の前にオーブンを出す。
オーブンの処分費用は、自治体によっても異なりますが、およそ400円〜1000円程度です。
不用品回収業者に依頼する
できる限り早くオーブンを処分したい方、引っ越しや退去・事業の閉業などでオーブン以外にも大量に処分するものがある方は、不用品回収業者へ依頼するのが良いでしょう。
不用品回収業者を利用するメリットは、以下の通りです。
メリット
- 最短即日で対応してくれる
- 処分に慣れていない方にも利用しやすい
- オーブンを自身で運び出す必要がない
- オーブン以外のものもまとめて引き取ってもらえる。
業者によって変わりますが、回収費用はおおむね3000円ほどです。
単体だと割高ですが、まとめて処分することで割安になります。
また、買取りをしている業者もあるので買取金額によっては、費用を抑えることも可能です。まずは、処分をご検討されているオーブンが買取りの対象なのかも含めて相談してみましょう。
不用品回収業者の利用時に確認すべきポイント
迅速な対応とまとめて処分ができるところが良い不用品回収業者ですが、確認すべきポイントを2点ご紹介します。
ココがポイント
- 複数業者で見積りをとりサービス内容を確認する
- 悪質な業者ではないか確認する
複数業者で見積りをとりサービス内容を確認する
不用品回収業者に依頼する場合、複数の業者で見積りをとるのがおすすめです。
料金プランや、家電の買取りサービスの提供など業者によって内容が異なります。
各業者の料金プラン・サービスの特徴を押さえながら、見積りを取ることで相場の把握もでき、どの業者が自分に合った業者なのか判断がしやすいです。また、見積りをもとに業者への値引きの交渉もしやすくなります。
悪質な業者ではないか確認する
不用品回収業者を利用される方で、お急ぎで処分を検討されている方が多くいるかと存じます。お急ぎで処分をしたいからこそ、注意しておきたいのが悪質な業者です。
相場観がない利用者へ高額請求する業者や、不法投棄する業者が中には存在するので慎重に選ぶ必要があります。優良な業者を見極めるためにも、ネットで業者の身元の確認、口コミのチェックなどが重要です。
まとめ
いかがでしたか。今回は、オーブンの正しい処分方法・費用について解説いたしました。オーブンは「小型家電リサイクル法」に定められた家電なので、自治体のルールに従い正しく処分を行いましょう。
不用品回収業者をご検討される場合は、高額請求をする業者や不法投棄する業者も存在します。
処分にお急ぎの場合でも、業者の身元の確認や口コミはしっかりとチェックしましょう。
最適な処分方法は人によって異なるので、紹介した方法を総合的に判断していくことが大切です。