ルンバは便利な掃除ロボットですが、故障したり買い替えたりするときにはどうやって処分すればいいのでしょうか?ルンバは粗大ゴミとして出すことができるのでしょうか?それとも別の方法があるのでしょうか?
この記事では、ルンバの処分方法について詳しく解説します。ルンバを正しく処分することで環境にも配慮できます。
目次
ルンバの処分方法4選
ルンバを処分する方法には以下の4つの方法があります。
- 自治体に粗大ゴミとして処分してもらう
- リサイクルショップに売る
- ネットオークションやフリマサイトに出品する
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法を詳しく解説していきますね。
自治体に粗大ゴミとして処分してもらう
粗大ごみとして処分する方法のメリットは処分費用が安く済むことです。
自治体によってルールが異なりますので先ずはお住いの自治体のホームページやごみ処理センターに確認してみましょう。粗大ごみの定義として「30cm以上は粗大ゴミ」という所が多く、一般的に粗大ごみとして処分する場合の費用は200円〜400円程度です。粗大ごみとして処分するときは次の点に注意しましょう。
バッテリーは別に処分する必要がある
バッテリーは有害物質を含んでいるため、家電量販店や自治体の指定する回収場所に持ち込む必要があります。そのまま粗大ごみとして出してしまうと回収されないこともあります。バッテリーの回収場所はJBRCというサイトから検索することができます。
バッテリーの外し方はアイロボットの公式ホームページより確認できます。プラスドライバーが必要で作業時間は5分ほどで簡単に外すことができますよ。
予約が必要
粗大ごみとして処分する場合は自治体へ電話・インターネットなどで予約をします。住所・氏名・連絡先・処分品の内容などを伝え収集日を決めます。収集日は2〜3週間後になることが多く当日のキャンセルはできません。
また、手数料は事前に粗大ごみ処理シール券を役所や郵便局、コンビニで購入する形で納めます。シールには必要事項を明記しルンバの目立つ場所に貼ります。
運び出す必要がある
一般的には収集の時間指定は出来ないので朝8:00までにルンバを外に出しておく必要があります。集合住宅の場合は普段お使いのゴミステーションまで運びます。ルンバはさほど重量はなく運び出しに手間はかからないかもしれません。
しかし高価なものなので盗難には注意が必要です。
リサイクルショップに売る
ルンバの状態が良ければリサイクルショップに売る方法もおすすめですよ。リサイクルショップに買い取ってもらえばバッテリーを外す必要なく、処分手数料を払うこともなく処分ができます。思わぬ現金収入も期待できます。
ルンバの買取価格はルンバのシリーズや状態によって異なります。
ルンバの買取価格
- ルンバsシリーズ:70,000円~120,000円
- ルンバj7シリーズ:~100,000円
- ルンバiシリーズ:18,000円~65,000円
以上のようにルンバの買取相場は、ルンバのシリーズや状態によって異なりますが中古でも高価買取されることがあります。ただし、買取価格は常に変動するため、詳細な買取価格については、各リサイクルショップにお問い合わせください。
査定は無料で行ってもらえます。リサイクルショップによっては、出張買取や宅配買取などのサービスを提供している場合がありますよ。自分の都合に合った方法を選ぶといいでしょう。
ルンバを買い取ってくれるリサイクルショップ
リサイクルショップの一例
ルンバはセカンドストリートや家電高く売れるドットコム、エコマケ買取&回収など多くのリサイクルショップで買取を行っています。ルンバを高く売るためには以下のポイントに注意すると良いでしょう。
ココに注意
- 買取業者を複数比較して高く買い取ってくれる業者を選ぶ。
- ルンバの状態をきれいに保つ。
- 付属品や取扱説明書などがある場合は、一緒に買取してもらう。
- 買取査定前にルンバの充電を完了させておく。
ネットオークションやフリマサイトに出品する
ネットオークションやフリマサイトでもルンバを売ることができます。実際に、ルンバをフリマサイト大手メルカリにて出品した人が1分以内に売却できたという話もありますよ。ただし出品前にはリサーチが必要で相場とかけ離れていない値段設定をすることが重要です。また、出品する際にはトラブル防止のためにも、状態や手放す理由・付属品の有無・バッテリーの状態などをしっかり書いておくことが大切です。
メルカリであればメルカリ便を利用することで匿名配送が可能になります。買取してくれた相手に自分の名前や住所を伝える必要がないため、「メルカリで出品したいけど、個人情報が気になる」という方にもおすすめしたい配送サービスです。
オークションサイトやフリマサイトの利用をおすすめする人・しない人
リサイクルショップよりも高い価格で売ることができる方法ですが、個人間のやり取りになるので商品説明や梱包発送は全て自分で行う必要があります。購入者からの質問に対しても返す必要があります。
やり取りには手間や時間がかかりますので、ある程度時間が取れる方にはおすすめの方法ですがすぐに手放したい方にはあまりお勧めできません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する方法をおすすめする人は以下の通りです。
ココがおすすめ
- すぐに処分したい
- 引越しや遺品整理で他にも処分品がある
- 分別が面倒くさい
- 売れる状態ではない
一つでも当てはまる方は不用品回収業者に依頼する方法を検討してみるのをおすすめしますよ!不用品回収業者であれば即日対応してもらえます。大量の不要品がある場合はとくにおすすめで運び出す必要なく一気に運び出し処分してもらえます。もちろん分別の手間も必要ありません。回収日や時間も土日祝や早朝・深夜など幅広く対応してもらえます。
見積もりは無料ですので一度相談してみてはいかがでしょうか。
不用品回収業者の費用
粗大ごみ回収と比べると回収費用が高くなってしまいます。不用品回収業者によって異なりますが、一般的に基本料金が3,000円〜5,000円でルンバ回収料金が1,000円〜かかる場合があります。
ルンバだけを処分するよりは他にも処分品が多くある人におすすめですよ。軽トラック詰め込み放題などのパック料金設定もあります。不用品回収業者は無料で見積もりを取ってもらえるのでまずは複数の業者に見積もりを依頼して相場感を知ることをおすすめします。
故障かな?メンテナンスパックを利用してみよう
ルンバが故障してしまった時はメンテナンスパックを利用する方法もありますよ。点検・清掃をベースに不具合箇所の修理や消耗品の交換までルンバをベストコンディションにしてもらえます。
メンテナンスパックでは、バッテリー、全消耗品交換、点検、修理、本体清掃、ソフトウェアアップデートなどを行います。メンテナンスパックには2種類あり、バッテリー交換を含まないパックと、バッテリー交換を含むパックがあります。購入して1年以内であれば無償修理も受けることができます。
申し込みは、アイロボット社の公式サイトか電話から行うことができます。申し込み後最短3日後に引き取りが可能で集荷は佐川急便が行います。送料はメンテナンスパック代金に含まれているため着払いで送ることができます。
メンテナンスパックを利用すれば不具合が改善され長くルンバを使うことができますよ。
まとめ
ルンバ は粗大ゴミとして出すことができますが、事前に申し込みや料金の支払いが必要です。バッテリーは外し指定された回収場所にて処分する必要もあります。状態の良いルンバであればリサイクルショップやオークションサイト・メルカリで売却する方法もあります。状態が悪く処分が必要で、他にも処分品が多くある場合は不用品回収業者もおすすめですよ。
自分に合った方法で正しく処分しましょう。