愛着のある観葉植物をどのように処分したらよいか気になる方も多いでしょう。この記事では、観葉植物を手放す際の方法について詳しく解説します。
観葉植物を粗大ゴミとして処分する方法を他の手段とともに解説し、さらに環境への配慮や手間を考えた選択肢について紹介します。
目次
観葉植物の適切な処分方法
「新しい住まいに引っ越す先に先に移動するため、どうしても処分しておかなければいけない・・・。」「長年、水をやり続けてきたけど、寿命によって枯れてしまった・・・。」など、観葉植物を手放さなければならない理由や状況は多岐にわたります。
観葉植物は、その美しい姿や存在感によって私たちの心を癒し、家庭に新たな彩りを加えてくれる存在です。長い間一緒に過ごしてきた観葉植物がまだ元気なら、新しい環境で再び輝くチャンスがあります。
しかし、寿命や状態によっては、適切な処分が求められることもあるでしょう。なお、観葉植物の処分方法は、その状態によって大きく異なることに注意が必要です。
観葉植物を手放す際には、適切な処分方法を選ぶことが大切です。環境に配慮しながら適切な方法で処分を行いましょう。
以下で観葉植物を処分する7つの方法と、そのポイントについて解説していきます。
燃えるゴミとして捨てる
観葉植物はサイズに幅があり小さなものから大きなものまでさまざまで、子どもでも扱いやすいコンパクトな観葉植物も存在します。そのような小型の観葉植物は、燃えるゴミとして処分することが可能です。燃えるゴミで処分する場合は、分別が必須です。
まず、観葉植物を鉢から丁寧に取り出し、植物と土を別々に分けます。植物が大きい場合は、必要に応じてカットして指定のゴミ袋に収めることができるサイズに調整します。
土を捨てる場合はゴミ袋に入れるか、自治体が指定する方法で粗大ゴミとして処分します。
地域ごとに異なるルールがあるため、必ず確認しましょう。
最後に、鉢は素材に適した方法で処分します。素材によって最適な方法が異なるため、環境に配慮した処分方法を選ぶことが大切です。
粗大ゴミとして捨てる
大型の観葉植物を処分する際には、その大きさや重さから多くの自治体で粗大ゴミとしての扱いが適用されます。なお、多くの自治体では粗大ゴミの回収サービスを提供しているので、各自治体の正しいルールに従って回収を依頼しましょう。
自治体の提供するサービスにはいくつかのメリットがあります。
まず、公式のサービスを利用することで、処分に関する不安を解消できます。さらに、自治体の回収サービスは一般的に他の方法に比べて費用が比較的安いです。
ゴミ処理券の購入や窓口への連絡が必要な場合もありますが、自治体の提供する安心感と便益は大きいでしょう。大型の観葉植物の処分においては、自治体が提供するサービスを利用することがスムーズで効果的な処分が可能です。
環境に配慮しながら、適切な手段で処分を行いましょう。
ゴミ処理場に持ち込む
観葉植物の処分方法の1つとして、ゴミ処理場に持ち込むことが挙げられます。ゴミ処理場では鉢ごと処分してもらえるため、手軽で効果的な方法です。
しかし、住んでいる地域によってはゴミ処理場までの距離が遠いこともあるかもしれません。
さらに、ゴミ処理場の営業時間が限られているため、平日忙しい方や近くに処理場がない方にとっては利用しにくい側面もあります。ゴミ処理場では、枯れてしまった観葉植物であっても問題なく処分してもらえます。さらに、ガーデニングで使用していた植木鉢や他の不要品もまとめて処分が可能です。
また、徒歩や自転車で気軽に持ち込むこともできるため、ゴミ処理場が近くにあれば自分の都合に合わせて処分を行うことができます。
ショップや通販の買い取り・下取りサービスを利用する
近年、観葉植物を取り扱う専門店が増加しています。新しい観葉植物をインターネット通販で購入すると、買い取り・下取りサービスの提供が行われていることがあります。
このサービスの特長は、自宅にいながら新しい観葉植物の到着と同時に配送スタッフが観葉植物を引き取ってくれることです。
サービスは購入時に利用できるため、観葉植物を買い換えたい方に特におすすめです。
インターネットオークションやフリマアプリで売る
最近では、インターネットオークションやフリマアプリを活用して、観葉植物を手軽に売ることができます。美しい植物を自宅に飾りたいという要望に応える形で、この市場が注目を集めています。
ただし、売却までに購入者が現れるまでの手間や配送、梱包に手間がかかることに注意が必要です。
利用するインターネットオークションやフリマアプリのルールをしっかり把握し、購入者と慎重な取り引きを心掛けることが大切です。
不用品回収業者に依頼する
観葉植物を処分するには、自治体以外に不用品回収業者を利用する方法もあります。不用品回収業者には回収の最低料金制度が設けられていることがあり、観葉植物単体を回収する際にはやや割高になることがあるため、前もって料金体系を確認しておくことが重要です。
家の中で大掃除や整理を行い、観葉植物以外にも大型家財などをまとめて処分したい場合は不用品回収業者の利用をおすすめします。
また、不用品回収業者は自宅まで回収に来てくれるので、観葉植物だけでなくガーデニングで使っていた不要なアイテムも一緒に回収してもらえます。
ただし、不用品回収業者は他の方法に比べて料金が高くなる場合があるため、観葉植物以外にも処分したいアイテムがある場合や効率的にまとめて処分したい場合に利用しましょう。
リサイクルショップで格安で処分する
多くの観葉植物を処分する必要がある場合、リサイクルショップがおすすめです。複数の植物をまとめて処分でき、以前使っていた大型の植木鉢なども価値があるかもしれません。
1度見積もりに出してみるのもよいでしょう。
リサイクルショップを利用するメリットは、植物の梱包が不要で手間がかからないことです。
また、実店舗での取り引きは信頼性があり、不要な物を一括で処分できるメリットもあります。
まとめ
小型の観葉植物は、燃えるゴミとして処分可能なため植物と土を必ず分別してゴミ袋に収めましょう。不法投棄は絶対にしてはいけません。
また、大型の観葉植物は自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用するのがおすすめです。
ゴミ処理場は、鉢ごと処分可能なため、手軽に処分できます。持ち込む手間を考慮し、余裕のある方におすすめです。リサイクルショップや通販の買い取り・下取りサービスは、状態が良ければ高値で売れることもあります。
処分が急ぎでなければ、1度見積もりに出すのもよいでしょう。インターネットオークションやフリマアプリは、自分で金額を決められるのが良いところです。
しかし、需要のない観葉植物であれば不用品回収業者を利用して処分する方が、効率が良いかもしれません。
観葉植物は、その美しい姿や存在感によって私の日常を豊かに彩り、心に穏やかな癒しをもたらす貴重な存在です。
観葉植物を手放す際の理由や状況は多様で、家庭の模様替えや新たな場所への移動、寿命によるものなどさまざまです。
環境への配慮を忘れずに、正しい方法で観葉植物を処分しましょう。