断捨離や買い替えなどでミニコンポの処分をしたいとき、不燃ごみとして処分する方法以外にもお得な方法があることをご存じでしょうか。この記事ではミニコンポの処分方法・お得な処分方法を紹介していきます。
ミニコンポを捨てる他の方法は次のとおりです。
- 自治体の粗大ゴミで出す
- 小型家電回収ボックスを利用する
- ネットオークションやフリマアプリで売却する
- オーディオ機器専門業者の買取サービスを利用する
- 不用品回収業者を利用する
次にそれぞれの方法を詳しく解説していきます。
目次
自治体の粗大ゴミで出す
小さなミニコンポや自治体の指定の袋に入ればミニコンポは不燃ごみとして処分できますが、大きなサイズの場合、自治体の粗大ごみとして出すことができます。メリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット
- 比較的安価で処分できる
- 窓口が分かりやすい
自治体の粗大ごみとして出す場合、粗大ごみ処理券を購入するだけで処分できます。粗大ごみ処理券の価格は、自治体によって異なりますが、400〜2000円と大きさや重量によって変わってきます。
窓口も分かりやすく、自治体のホームページか電話で連絡すれば予約ができます。
デメリット
- コンポを自分で運び出す必要がある
- 回収日時にコンポを指定された場所に出す必要がある
- 事前に手数料の支払いが必要
自治体の粗大ごみとして出す場合、指定場所までコンポを自分で運び出す必要があります。立ち会う必要はありませんが、当日のキャンセルはできません。また回収日は2週間以上先の日程を指定されることが多く、回収日の指定はできません。また、当日までに粗大ごみ処理券を購入する必要があります。
処理券は地域のコンビニ・郵便局・役所で購入可能です。予約時に指定された金額分の処理券を購入します。処理券はシール状になっているので、ミニコンポの目立つ位置に貼って当日戸外に朝8:00までに出しておくようにします。
小型家電回収ボックスを利用する
小型家電回収ボックスに投入できるサイズであれば無料で回収してもらえます。投入可能なサイズは自治体によって異なりますので、自治体のホームページで確認しましょう。小型家電回収ボックスの設置場所を調べてみましょう。
小型家電回収ボックスは家電量販店や役所に設置されています。
メリット
- 無料で処分できる
- 予約は不要
デメリット
- 回収可能なサイズは、およそ30cm×15cmの投入口に入るサイズ
コンポの3辺の長さを測って、小型家電回収ボックスに投入できるかどうかを確認しましょう。小型家電回収ボックスは、各自治体によって異なりますが、およそ30cm×15cmの投入口に入るサイズの家電製品が回収対象となります。
ネットオークションやフリマアプリで売却する
ネットオークションやフリマアプリは、個人間で商品を売買できるサービスです。ミニコンポは、状態が良ければ、高値で売却できる可能性があります。
メリット
- 自分で価格を設定できる
- 複数の人に購入してもらえて、売却の可能性が高まる
- 直接相手とやり取りできるので、価格交渉や質問などがしやすい
デメリット
- 手数料がかかる場合がある
- 商品の状態や説明が不十分だと、トラブルになる可能性がある
- 配送の手配や梱包など、手間がかかる場合がある
ミニコンポをネットオークションやフリマアプリで売却する場合、商品の状態をよく確認して、適切な価格を設定し、商品の状態や説明は、詳細に記載しましょう。また、配送方法や梱包方法を決めておきましょう。
ネットオークションやフリマアプリでミニコンポを売却する際は、以下のサービスを利用すると便利です。
サービス
- ヤフオク!
- メルカリ
- ラクマ
- ペイペイフリマ
これらのサービスは、利用者が多く、出品や購入がしやすいのが特徴です。
オーディオ機器専門業者の買取サービスを利用する
メリット
- 手間がかからない
- 専門の業者が査定してくれるので、高値で売却できる可能性がある
- すぐに現金化できる
オーディオ機器専門業者の買取サービスを利用すると、自分でネットオークションやフリマアプリで売却する場合は、商品の撮影や出品、梱包、発送など、手間がかかります。オーディオ機器専門業者の買取サービスを利用すれば、これらの手間が省けます。
また、オーディオ機器の価値を熟知しているため、適切な価格で査定してもらえる可能性が高く、査定後にすぐに現金化できます。
デメリット
- 買取価格は業者によって異なる
- 買取不可の場合がある
オーディオ機器専門業者によって、買取価格は異なります。複数の業者に見積もりを取ることをおすすめします。また、故障や破損している場合は、買取不可になる場合があります。
買取価格を高めるコツ
ミニコンポをオーディオ機器専門業者で高く売るためには、以下の点に注意しましょう。
ココに注意
商品の状態をよく確認する
商品の状態が悪いと、買取価格が下がってしまいます。傷や汚れは、できるだけ落としておきましょう。
付属品や説明書を揃える
付属品や説明書が揃っていると、買取価格が高くなる可能性があります。
複数の業者に見積もりを取る
複数の業者に見積もりを取ることで、相場を把握できます。
販売時期や型番を調べる
販売時期が古い場合や、型番がマイナーなものの場合は、買取価格が下がってしまう可能性があります。販売時期や型番を調べて、適切な価格を設定しましょう。
お住いの地域にあるリサイクルショップでもミニコンポの買取に対応していれば、持ち込むことによって即日現金収入を得ることも出来るので、手っ取り早く処分したい方はお近くのリサイクルショップに持ち込む方法もおすすめです。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者は、家電や家具などの不用品を回収してくれる業者です。ミニコンポを処分する方法として、不用品回収業者を利用するメリットとデメリットを以下にまとめました。
メリット
- 梱包や運搬などの手間が省ける
- 回収日時を自由に決められる
- コンポ以外の不用品もまとめて回収できる
- 状態が良ければ買取も可能
デメリット
- 料金がかかる
- 買取価格が低い場合がある
不用品回収業者を利用するメリットは、梱包や運搬などの手間が省けることです。また、回収日時を自由に決められるため、急ぎの処分にも対応できます。さらに、コンポ以外の不用品もまとめて回収できるため、複数の不用品を処分したい場合に便利です。また、状態が良ければ買取も可能で、費用を抑えることができます。
デメリットは、料金がかかることと、買取価格が低い場合があることです。不用品回収業者によって料金は異なりますが、一般的に、自治体の粗大ごみ処理よりも料金は高くなります。また、買取価格は商品の状態やメーカー、機種によって大きく異なります。
不用品回収業者を利用する場合、事前に複数の業者から見積もりを取っておくと、よりお得に処分できる可能性が高まります。また、買取を希望する場合は、商品の状態を正確に伝えることで、より高額で買取される可能性が高まります。
以下に、不用品回収業者を利用する際のポイントをまとめました。
ココがポイント
- 複数の業者から見積もりを取る
- 買取を希望する場合は、商品の状態を正確に伝える
不用品回収業者を利用することで、手間をかけずにミニコンポを処分することができます。
まとめ
ミニコンポを処分する方法として5つの方法を紹介しました。お得な処分方法はミニコンポの状態によって変わってきます。ミニコンポの寿命は10年ほどと言われているので購入してから年数が経っていなかったりきれいな状態のものや有名なメーカーの物であればオーディオ買取専門店・ネットオークション・フリマアプリを利用する方法がおすすめです。出品や業者とのやり取りが手間であればお近くのリサイクルショップを利用し査定してもらってはいかがでしょうか。より手軽に売ることができ、ちょっとしたお小遣い稼ぎになりますよ。
状態が悪く処分を考えるのであれば、小さなものであれば不燃ごみとして処分ができますので指定されたごみの日に自治体の指示通りに処分しましょう。小型家電回収ボックスに入ればいつでも回収可能です。大型のものであれば粗大ごみとして処分できます。運び出しが困難な大きなタイプや他にも処分品がある場合には不用品回収業者がおすすめです。業者によって料金が異なるので見積もりを複数社から取るようにしましょう。
以上のメリットデメリットをふまえ、自分に合った状態で正しく処分するようにしましょう。