近年では、レコードを聴く人も少なくなり、処分しようと考える人もいるのではないでしょうか。レコードであれば、燃えないゴミですぐ処分できますが、他にも処分方法がないのか気になる人もいます。
本記事では、レコードを処分したい方のために、さまざまな処分方法を紹介します。処分費用がかからないだけでなく、お金に換えられる方法もあるので、賢い処分方法を学び、参考にしてください。
目次
レコードを【無料】で処分する方法
レコードを無料で売却する方法は、「自治体で処分する」、「誰かに譲る」の二つです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
自治体で処分する
一番手軽で簡単に捨てられる方法は、自治体の「燃えないゴミ」で処分することです。ジャケットの部分は、紙なので燃えるゴミに分別しなければいけませんが、あとは燃えないゴミなのでまとめて袋に入れて捨てることができます。
どれだけレコードの枚数が多くても、袋に分けて捨てるだけなので、大量に捨てることも可能です。燃えないゴミであれば、回収日も多く、すぐに捨てたいときでも対応しやすいので、誰にもおすすめの処分方法です。
・メリット
大量に捨てられる。処分費用がかからない。いつでも好きなタイミングで捨てられる。
・デメリット
ありません。
誰かに譲る
レコードが欲しい方に譲って処分する方法もあります。友達、知り合い、地域の人などレコードが欲しい方がいないか聞きまわってみましょう。貰い手が見つかればいいですが、もし見つからない場合は、ネットで募集することもできます。
ジモティーのような無料サイトを活用すれば、近場で貰い手が見つかるかもしれません。ネットで知らない方にレコードを譲る場合は、トラブルにならないように気をつけなくてはいけません。
例えば、届いたレコードが壊れている、レコードがなかなか届かないなど、ちょっとしたことからトラブルが生じる可能性もあります。トラブルを起こさないためにも、事前にやりとりをしっかり行い、ルールを決めておき、梱包などにも注意しましょう。
・メリット
処分費用がかからない。有効活用してもらえる。
・デメリット
貰い手がなかなか見つからない。一度に大量に処分することができない。
レコードを【売却】して処分する方法
レコードによっては希少価値があり、売れば数万円するレコードもあります。そんな価値のあるレコードを捨てるだけでは損した気分にもなるので、売却してお金に換える方法がおすすめです。3つの売却方法があるので見ていきましょう。
フリマサイトで出品する
レコードを売却して処分する方法の1つ目は、フリマサイトで出品することです。フリマサイトで売却する場合、第一前提として壊れていないことが条件です。実際にメルカリでどれくらいの金額で売られているか検索してみました。
安ければ1,000円程度、高ければ10,000円以上するレコードもあります。希少価値によって大きく値段が異なるので、自分の持っているレコードの価値を調べてから売却しましょう。
フリマサイトで出品する場合、レコードの価値(相場)を調べてから売却する必要があるので、手間がかかってしまいます。何も調べずに出品してしまうと、高額商品を安く売ってしまったり、逆に値段が高すぎて売れなかったりするので、調査が大切です。
フリマサイトは自分で商品の値段、売り方を設定できるので、リサイクルショップでは値段がつきにくい商品でも売ることができます。例えば、値段の高いレコードと安いレコードをセットで売る、レコードと他の関連商品をセットで売るなど、売り方次第で自由に売れるのがポイントです。
・メリット
現金化して処分できる。売りから次第で値段がつきにくいレコードも売れる。
・デメリット
レコードによっては売れるまで時間がかかる。(または売れない)梱包や値段調査、メッセージのやりとりなどが手間。
リサイクルショップで売却する
レコードを売却して処分する方法の2つ目は、リサイクルショップで売却することです。フリマサイトで出品する方法と違う点が3つあるので見ていきましょう。
売却金額
リサイクルショップで売却すると、専門知識を持ったスタッフがいないため、高く値段がつきません。買い取ったレコードを自分の店舗で売却するので、利益なども考慮して安くなってしまいます。
もし少しでも高く売りたい場合は、フリマサイトで出品するか、専門の買取業者に売却するかのどちらかをおすすめします。
スピード
リサイクルショップは、店舗で即日買取してくれるため、すぐに処分したい方におすすめです。もし、近くに店舗がない場合は、出張買取や宅配買取を利用してください。店舗によっては対応していないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
値段の有無
リサイクルショップでレコードを売却すると、値段のつかない商品(買取不可)も多く出てしまいます。フリマサイトで出品するよりも基準が高く設定されているので、フリマサイトで売れても、リサイクルショップであれば売れない商品もあります。
・メリット
すぐに処分できる。現金化できる。
・デメリット
買取金額が低いことが多い。または買取不可になる。
専門の買取業者に売却する
レコードを売却して処分する方法の3つ目は、専門の買取業者に売却することです。専門の買取業者は、レコ―ドに関する知識があるので、価値のあるレコードは高額買取してもらうことができます。
自分がより高価なレコードを持っている方に、おすすめの処分方法です。リサイクルショップでは値段のつきにくいレコードであっても、専門の買取業者であれば買い取ってもらえる可能性もあります。
そのため、まずは査定だけでも行い、自分のレコードの価値を確認してみましょう。売却して処分する方法が3つあるので、すぐに売りたければリサイクルショップ、高く売りたければ専門の買取業者など、状況に応じて使い分けるといいでしょう。
こちらもリサイクルショップと同様に、近くに店舗がない場合は、出張買取や宅配買取を活用しましょう。
・メリット
他では売れないレコードでも値段がつく可能性が高い。現金化することができる。高価買取も期待できる。
・デメリット
近くに店舗がないことが多い。店舗が近くになければ処分するまでに時間がかかる。
自分に合った処分方法を選んでレコードを捨てよう
レコードの処分方法を無料・売却の2つの視点から紹介してきました。基本的にレコードを処分するときは、処分費用がかからないので気軽に捨てることができます。5つの処分方法には、メリット・デメリットがあるので、特徴を覚えておきましょう。
処分方法のおさらいもかねて、この処分方法はどんな人におすすめなのかまとめたので見てきましょう。
処分方法 | こんな人におすすめ |
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自治体で処分する | 誰にでもおすすめな処分方法 |
誰かに譲る | 身近にレコードの貰い手がいる人 |
フリマサイトで出品する | 自分で値段を決めて売却したい人 |
リサイクルショップで売却 | すぐに売却して処分したい人 |
専門の買取業者に売却 | 少しでも高く売却したい人 |
この表と、各処分方法に記載している特徴やメリット・デメリットを参考に、自分ならどの処分方法を選ぶか決めましょう。特に何もこだわりがない人であれば、自治体の燃えないゴミで処分する方法が一番シンプルで手軽に捨てられるのでおすすめです。