使わなくなったベッドを今すぐにも処分したいのだが、どう処分したらいいのかその方法が分からずに悩んでいる方は多いでしょう。ベッドは家具の中でも、大きくて、重くて、場所を取る家具なので、いざ、処分となると、どの方法がよいのか分からないのもうなずけます。
ここでは、不用になったベッドの処分に悩んでいる方に、今すぐにでもできるおすすめの方法を紹介します。
処分の際の参考にしてみてください。
目次
ベッドの処分法には?
ベッドの処分法には、大きく分けて4つの方法があります。
一つ目は、自分で処分する方法です。二つ目は、自治体で処分してもらう方法です。そして三つめが、専門の不用品回収業者に処分について依頼する方法です。最後は、譲渡する方法です。
どの方法も一長一短、メリットもありますがデメリットもあります。
ベッドの処分法6選
この項では、先ほどの処分法をさらに細分化して、方法やメリット・デメリットについて紹介します。
家庭ゴミとして処分
この方法は、不用品となったベッドを自分で解体して、解体したものを一般の家庭ゴミとして処分する方法です。処分としては、もっとも確実な方法ですが、ベッドを細かく解体するという大変な作業をしなければなりません。処分には労働を伴います。
メリット
- 確実な方法で、他人の手を借りないですむ
- 料金が発生しない
デメリット
- 解体という労働の負担が大きい
- 時間がかかりすぎる
- 解体用工具が必要
粗大ゴミとして自治体で処分
この方法は、不用となったベッドを直接、自治体の処分場へ搬入する方法と自治体担当者に訪問して回収、処分してもらう方法です。
処分としては、自治体が行うのでもっとも安全で確実な方法です。ただ、回収、処分については自治体に問い合わせや手続きが必要になります。
処分経費は、おおむね、1,000~1,500円ですが、処分場へ自分で搬入する場合は、半額程度です。
メリット
- 安全、安心して処分できる
- 違法投棄などの法律違反がない
- 回収料金はやや低め
デメリット
- 事前の問い合わせ、手続きが必要
- 金が発生する
- 希望日どおりに処分ができない
- 休日、祝日は持ち込み禁止もある
不用品・廃品回収業者に依頼する
処分法の中でも、もっとも一般的なものは不用品・廃品回収業者に処分を依頼する方法です。
ベッドを含めて、他の不用品・廃品などと抱き合わせでも回収して処分してくれるので、利用価値は高いと言えます。また、使用頻度が低く高品質なブランド品であれば、買い取りもしてくれることもあります。専門の不用品・廃品回収業者でなくても引っ越し専門業者なども有料で不用品・廃品も回収して処分してもらえます。
引っ越し時に合わせて、ベッドなど大きな家具を処分したいときは利用する価値はあります。
ココに注意
注意したいのは、業者が正式な許可などを保有しているか、悪質な業者でないのか判断が必要です。
不用品回収業者にベッドの回収、処分を依頼する場合は、おおむね、3,000~10,000円の経費が掛かります。引っ越し業者に、引っ越しと抱き合わせる場合は、別料金にはなりますが見積額も安く抑えることができます。
メリット
- 業者に任せるので労働の負担がない
- 処分に時間がかからない
- 多くの業者から選べる
- ベッドのような大きなものでも処分が可能
デメリット
- 業者を探す手間がかかる
- 業者によって、回収などにかかる料金が異なる
- 自治体に頼むより料金が高い
- 悪質な業者もいる
- 不法投棄をされる恐れもある
買い替えで処分
家具販売店などでは、新しい家具の購入時に古い家具を無料や有料で引き取って、処分してくれる業者もあります。
たとえば、古くなった大きなベッドを処分する代わりに、新しい小さなベッドやソファー、テーブルといった商品を購入時に引き取ってくれる業者は多いので、利用する価値はあります。
買い替えの場合は、おおむね、2,000~3,000円で引き取り処分してもらえます。
メリット
- 古い家具を無料、有料で引き取ってくれる
- 新しい家具を搬入時に、古い家具を搬出してくれる
- 信頼できる
デメリット
- 新しい家具を購入しなければならない
- 引き取り、処分料金が発生
買取サービスを利用する
ベッドとしてまだまだ使えそうで品質の良いブランド品であれば、リサイクルショップや買取サービスを利用して処分ができます。買取サービスを利用すれば、リサイクル用品として再利用してもらえるので無駄になりません。
ベビーベッドなどは人気が高く、ブランド品ならば無料での引き取りばかりでなく、高く買い取ってくれる可能性もあります。特に、業者で販売する時に回転率の高い商品は好まれる傾向にあります。
メリット
- 引き取り、処分は、基本的に無料が多い
- 高額で買い取ってくれることもある
- 自宅訪問なので負荷がかからない
- 再利用してもらえる
デメリット
- 引き取ってもらえないことも多い
- 悪質な業者もいる
- 他の貴金属と抱き合わせを要求されることもある
- 家庭訪問で対面での取引が多い
譲渡・寄付する
親せきや友人と言った人に譲渡するという方法やNPO、NGO団体に寄付するという方法もあります。特に、子供用のベッドなら赤ちゃんのいる家庭では喜んで引き取ってくれることが多いでしょう。
また、高齢者施設などベッドの足りていない所へ寄付することで社会貢献することにもつながります。譲渡、寄付してして再利用してもらえば、無駄がなくリサイクルとしての価値があります。
メリット
- 再利用できる
- 無料である
- 次の使い手がはっきりしているので安心
デメリット
- いつもまわりに譲渡できる人がいるとは限らない
- 気に入ってもらえるとは限らない
- 処分まで時間がかかる
- 譲渡されたた人が、次に処分を考えなければならない
ベストなベッドの処分法は?
これまで、例を挙げて、ベッドの不用品としての回収や廃品としての回収の方法を述べてきましたが、ベッドのベストな処分法はどれでしょうか。見てきた通り、それぞれの方法には一長一短があり、メリット・デメリットもありますから、選択するのは難しいでしょう。
要は、処分する側、ユーザー側の状況次第でしょう。
それは、処分することに緊急性があるのか?いつまでにやるのか?経費についてはどうか?自分でやるのか、不用品回収業者に依頼するのか?など判断要素から、ケースbyケースにより決定されるべきものでしょう。
いろいろな状況を勘案すると、おすすめとしては自治体を利用する方法、専門の不用品回収業者を利用する方法ですが、
処分法の決定は、あくまでユーザー次第です。
不用品回収・廃品回収業者を選ぶ際の注意点
不用品回収、廃品回収業者に回収、処分を依頼する場合は慎重に選びましょう。トラブルに巻き込まれて困るのはユーザーです。選ぶ際は次のような点に注意しましょう。
信用のある業者を選ぶ
業者選びは、タウンページ、ネットなど利用して選ぶことができます。しかし、どの業者が信頼できるのか?安全なのか?については判断に迷ってしまいます。契約にないことを要求されたり、法外な金額を要求されたりトラブルに巻き込まれる恐れもあります。
実績があり、口コミやレビューなどを確認し信用のある業者を選びましょう。
業者の中には、無料での回収や引き取りをうたい文句に契約を迫るものもありますが、無料での回収や引き取りは考えられませんから注意しましょう。
複数の業者から見積もりを取る
不用品回収、廃品回収業者を選ぶ際には、1社だけでなく複数の業者から見積もりを取りましょう。
見積額が詳細に記入されているかも、しっかりと確認しましょう。
基本料金の他に、追加料金などがないかなども確認することが大切です。
また、ベッドを回収する際に、壁や柱、階段などを傷つけること考えられますので賠償責任の有無についても確認しましょう。
許可を得ているか?
不用品回収、廃品回収業者は、回収、処分するものに許可が必要です。
正式な許可を受けているかについては、しっかりと確認しましょう。
最近、回収した電気製品や家具などの不法投棄が多く発生しています。
許可を受けていない業者は、違法に不法投棄することも考えられますから十分に注意しましょう。
まとめ
ここまで、ベッドを処分したいが、不用品回収や廃品回収のためにどのように方法を持って処分したらよいのか迷っている方のために、回収、処分方法について紹介してきましたがお分かりいただけましたか。
どのような方法を選択するのかはケースbyケースにより異なりますが、紹介記事を参考にして参考にしてみませんか。