本格的にボウリングを楽しむためのお供、マイボール。
プロの方はもちろん、アマチュアの方でもお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。 ご自身が使いやすいよう専用に用意したマイボールは、ボウリングの上達に欠かせない存在ですよね。
ただ、破損した場合や傷ついた場合・ボールが寿命を迎えた場合は、成績にも影響してしまうため買い替えが必要となります。 また「一時期ボウリングに夢中になったけれども、今ではすっかり遠ざかってしまった」なんて人もいるかもしれません。 不要になったボウリングボールは、どのように処分するとよいのでしょう。
一般的なごみと違って、ボウリングボールの捨て方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。 そこで4つの方法と、かかる費用を調べました!
譲って再度使ってもらう
友人・知人にボウリング好きの方がいたら、ぜひ声をかけてみましょう。ボールの状態やブランドによっては快諾してくれるかもしれません。S N Sで募集するのもひとつの方法です。自分の愛用していたボールが、再度別の方の手元で活躍してくれたら嬉しいですね。処分料金もかかりません。
状態の良いボールでしたら、リサイクルショップやフリマアプリで売るということもできます。 メルカリなどフリマアプリは利用している人も多く、買い手がつけばお得に処分できる方法です。 他にもジモティーやヤフオクなどインターネット上にフリーマーケットはたくさんあります。 ただし相場は数百〜1000円程度です。ブランド物の場合はもう少し高額になるかもしれません。 送料も考慮が必要です。
ボウリングボールは最軽量で2.7kg、最重量で7.2kg、直径は約22cmとなります。配送方法にもよりますが、1000円前後の料金がかかります。ゆうパック・ヤマト運輸、メルカリを利用する場合の送料を下記にまとめてみました。
重さ | サイズ | 値段 | |
ゆうパック | 25kg以内 | 60サイズ | 810円 |
ヤマト運輸 | 10kg以内 | 100サイズ | 1,390円 |
らくらく メルカリ便 |
5kg以内 | 80サイズ | 850円 |
10kg以内 | 100サイズ | 1,050円 | |
ゆうゆう メルカリ便 |
25kg以内 | 60サイズ | 770円 |
※ゆうパック・ヤマト運輸は両社とも発送地と届け先の距離があればあるほど、 高額になります。持ちこみ割引等の割引もあります。
送料込みで出品する場合は、プラスになるように金額設定をする必要があります。また、発送するための梱包が必要になってくることも留意が必要です。
自治体によるゴミ回収を利用する
ご自身がお住まいの自治体で捨てることができないか、確認してみましょう。適正処理困難物として回収できない場合もあります。回収可能な場合も、自治体によって可燃ゴミ・燃やさないゴミ・粗大ゴミなど、処分方法は次のように様々です。
処分方法
可燃ゴミ:焼却炉で高温処理可能な自治体
燃やさないゴミ:焼却炉で高温処理が難しい自治体
粗大ゴミ:サイズが各自治体の粗大ゴミの規定に該当する自治体
資源ゴミ:粉砕してリサイクルする自治体
自治体のゴミ回収を利用する場合、安価に済ませることができます。粗大ゴミに該当し、回収してもらう場合にかかる費用は、数百円〜となります。ごみ処理場に持ち込む場合は、数十円/1kgの金額となります。自治体毎に異なります。その他のゴミに該当する場合は、無料(指定のごみ袋がある自治体はごみ袋代金のみ)です。
ただし、自治体による処分にもデメリットもあります。
ココがダメ
- ゴミを所定の場所まで運搬する必要がある
- ある程度規定の日にちで廃棄しなければならない
- 手続きが手間(予約、手数料としてのシール・処理券の準備など)
などには注意が必要です。
店舗へ持ち込み
購入したお店へ引き取りをお願いできないか、確認してみましょう。
その他お近くのボウリング場やスポーツ用品店でも引き取りを行っているかもしれません。引き取り可能な場合の費用は、高くても1000円程度です。無料の場合もあります。状態が良ければ、クリーニングをしたり表面を加工したりして綺麗にし、中古品として販売されます。また中古品としての販売が難しい場合も、加工品の原材料として使用されることもあります。
しかし、引き取りを行っていない店舗や引き取り手数料が発生することもあります。ちなみにラウンドワンでは、引き取りは行っていないそうです。
不用品回収業者の利用
不用品回収業者を利用することも、選択肢のひとつです。
選択肢
- 1個から回収対応可能
- 即日対応可能
- 深夜・早朝でも対応可能
など、様々な業者があります。
他人に譲る方法、自治体や購入店舗での処分が難しかった場合、検討してみてください。また、下記のような場合も不用品回収業者がお勧めです。
ココがおすすめ
- 自治体の粗大ゴミ回収にかかる手間や時間を削減したい場合
- ボウリングボールを複数所有しており、運搬に労力が必要な場合
- ボウリングボール以外にも処分するものがある場合
- 忙しく、ご自身の都合の良い日に回収して欲しい場合
見積もりは通常、無料です。簡易見積もりの方法は電話、ホームページから申し込み、L I N Eなど業者によります。1社だけではなく、複数社見積もりを依頼し、各社の費用を比較して決めると良いです。
回収プランも様々ですが、ボウリングボール単品だけの場合は、シンプルな料金プランにしましょう。品物の回収費用以外にも別途基本料金が発生する業者もあります。他にも処分するものがたくさんある場合は、トラック積み放題プランでの利用が良いでしょう。 あとは当日現地で正式な見積もり・契約、運搬作業を待つのみです。
費用相場
費用は、単品回収の場合2000円程度となります。軽トラック1台分のプランですと8,000〜15,000円が相場です。
便利な不用品回収業者ですが、中には高額請求をする・違法投棄をするなど悪質な業者も見られます。万が一依頼した品物が違法投棄されてしまうと、業者だけではなく依頼主にも罰則が課せられる可能性があります。トラブルに巻き込まれないよう、ご自身でしっかり判断する必要があります。
優良な不用品回収業者の特徴は下記の通りです。
優良な不用品回収業者の特徴
- 一般廃棄物収集運搬業許可や古物商許可の許可を自治体から得ている
- 出張日・作業台など見積もりの内訳が明記されている
- 損害保険に加入している
買い取りも行っている業者に依頼し該当する商品があれば、処分費用を削減できる可能性もあります。
まとめ
ボウリングボールを処分する場合の方法と各費用は、以下のようになります。
処分方法 | 料金 | 備考 |
他人に譲る | 無料、またはプラスになる場合も | 譲る人を探す必要がある |
自治体による回収 | 回収してもらう場合:数百円ゴミ処理場へ持ち込む場合:数十円/1kg | 自治体によっては回収不可 |
店舗による引き取り | 無料または高くても1000円程度 | 店舗によっては引き取り不可手数料が発生することも |
不用品回収業者の利用 | 単品回収は2,000円〜軽トラック1台分プラン:8,000円〜1,5000円 |
誰かに譲って使ってもらえるのであれば、処分するには1番良いですね。店舗による引き取りも、お近くに購入店舗があれば確認をお勧めします。自治体による回収は、回収可能であれば比較的安価に処分できます。不用品回収業者は最も高額となりましたが、他に処分するものがたくさんある場合やすぐ簡単に依頼できる点はメリットです。愛用していたボウリングボール、処分方法が分からないからといって適当に処分せず、本記事を参考に適切に廃棄しましょう。
ご自身に合った方法で、すっきり処分してくださいね!