敷布団は、素材や使い方によっては寿命が平均5年程度とされています。
定期的に買い替えが必要ですが、敷布団を適切に捨てる方法をご存知でしょうか。
以下では、敷布団の処分方法を紹介していきます。
目次
敷布団の正しい捨て方
敷布団の捨て方は自治体ごとに異なるため、捨てる前に必ず確認しましょう。
敷布団の捨て方は6つあります。
- 可燃ゴミとして処分
- 粗大ゴミとして処分
- 買い替え時に回収を依頼
- リサイクルショップに持ち込む
- 不用品回収会社に依頼
- フリマアプリに出品
以下に詳しく紹介していきます。
可燃ゴミとして処分
布製品は基本的に可燃ゴミとして処分することが可能ですが、多くの自治体ではそのままの状態で捨てることができません。
例えば、自治体によっては「1辺が○cm以下」などの細かいルールがあるからです。また、規定の大きさ以下になるよう細かく切り分けて指定のゴミ袋に入れる方法もあります。
一部の自治体では紐でまとめるなどの処理を施す場合にかぎって切断処理を認めています。
敷布団を小さくするにはかなりの労力が必要です。
また、敷布団の中身が散らばった場合は部屋を掃除するのにも手間がかかります。
時間がかかっても、低予算で収めたいという方にはおすすめです。
粗大ゴミとして処分
敷布団は大体大きいため、基本は粗大ゴミとして処分されることが多いです。可燃・不燃ゴミと違って、地域別に手続きや細かなルールがあるため事前に確認しましょう。
粗大ゴミで処分する場合は、自治体に回収してもらう方法と持ち込みする方法があります。
以下に2つの方法を詳しく紹介していきます。
自治体に回収
自治体の回収は、家の近くや指定の場所に持ち出して回収してもらう方法です。電話やネット予約が必要となるので、お住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。
予約が済んだら料金や場所、日時などが案内されます。回収に2週間かかることもあるので、余裕をもって取り組むことをおすすめします。
また、回収には「ゴミ処理券」が必要になってきます。
余分に買ってしまった場合でも次の機会に使用できるので捨てずに持っておきましょう。
全ての準備ができたら、指定日に指定された場所にゴミを出します。
基本的には、朝の回収が多いため朝8時までには出しておきましょう。
持ち込み回収
持ち込み回収は、自分で自治体のゴミ処理場まで持っていく方法です。自治体によっては行っていなかったり、予約なしで持ち込み可能なところもあったりするので、事前に確認するのが重要です。
粗大ゴミを準備したら、スタッフの指示に従って持ち込みを行っていきます。
ほとんどの地域で共通することは、本人確認できるものが必要なことです。
運転免許証などその市内に住んでいることが分かるものを持っていきましょう。
持っていないと当日でも持ち込みを断られることもあるので注意が必要です。
買い替え時に回収を依頼
一部の家電量販店や寝具店では、買い替え時に敷布団を回収してくれるサービスを提供しています。買い替え時に回収を依頼する場合は、以下の手順に従って回収することができます。
1.回収サービスを調べる
自治体のホームページやリサイクルショップのホームページなどを調べ、回収サービスがあるかどうか確認してください。回収日時の予約方法や引き取り時には、高額になることもあるので費用なども確認しておきましょう。
2.回収日時を予約する
回収サービスを利用する場合は、回収日時を事前に予約する必要があります。
回収日時は、回収サービスのホームページや電話などで予約が可能です。
3.敷布団を準備する
回収日時に合わせて、敷布団を準備しておきましょう。
回収サービスによっては、敷布団を圧縮して梱包するように指示がある場合があります。
回収サービスの指示に従って敷布団を準備してください。
4.回収業者に渡す
回収日時になったら、回収業者に敷布団を渡します。回収業者によっては、敷布団を自宅で引き取る場合と指定の収集場所に持ち込むように指示される場合があります。
以上の手順で、買い替え時期の敷布団を回収依頼が可能です。
自治体やリサイクルショップによっては、回収できる敷布団の種類や状態に制限がかかる場合があります。詳細は、回収サービスのホームページなどで確認しておくことをおすすめします。
リサイクルショップに持ち込む
敷布団がまだ使用可能である場合は、リサイクルショップに持ち込むこともできます。ただし、リサイクルショップによっては取り扱い品目が異なるため、事前に確認が必要です。
また、敷布団をリサイクルショップに持ち込む際には、状態が良好であることが求められます。
汚れや傷みがあると買い取りや回収ができない場合があるため、事前の確認が大切です。
リサイクルショップによっては、回収条件や買い取り価格などが異なります。
時間に余裕のある方は、複数のリサイクルショップを比較して条件や価格の確認をおすすめします。敷布団をリサイクルショップに持ち込むことで、不要な敷布団を再利用やリサイクルに回すことができ、廃棄物の削減や環境保護につながります。
不用品回収会社に依頼
時間と手間を省きたい方は、不用品回収業者へ回収を依頼する方法がおすすめです。費用はかかりますが、引っ越し時に洋服や家具、家電などと一緒に処分が出来ればお得になります。
準備も特に必要なく、業者を探し見積価格が予算以内であれば引き渡すだけで完了です。
ただし、高額な請求をしてくる悪徳な業者も存在するので、口コミや評判などはしっかりと注意しましょう。
フリマアプリに出品
フリマアプリに出品し、第三者へ敷布団を売ることも可能です。
新品または中古でもブランドの敷布団であれば売れることもあるでしょう。
出品する前は、同様の商品がいくらで販売されているのか相場をリサーチします。売れにくいからといって、設定額を低くしてしまうと送料が売値から引かれ、場合によっては赤字になってしまうこともあります。
必ず出品前には発送方法や送料などを確認しておきましょう。
発送方法や送料、価格などが決まったら次は撮影です。
中古品であるなら商品の状態を正確に撮影し、商品文にも正直に記載しましょう。
状態をごまかしてしまうと後々購入者とのトラブルになりかねません。
トラブルを避けるためにも商品状態は正直に伝えるのが必須です。
敷布団の寿命
敷布団を捨てるタイミングは、引っ越しなどタイミングで決めている方も多いですが、敷布団の状態に注目してみましょう。
使われている布や中綿の種類によって寿命は異なります。
羊毛やポリエステル、綿などの敷布団は平均で3年、羽毛は5年といわれています。
中にはそれ以上の年数がたっても使える敷布団はありますが、羽毛が飛び出ていたり、クリーニングに出しても匂いが取れなかったりしたら、その敷布団は買い替え時です。
なるべくこの年数で買い換えるのをおすすめします。
まとめ
敷布団の処分方法は以下のようになります。
1.粗大ゴミとして処分
自治体によっては処分費用がかかる場合があります。
2.リサイクルショップやリサイクルセンター持ち込んで廃棄
買い取り価格が設定される場合があります。
3.不燃ゴミとして処理
燃えない素材で作られている場合に適しています。
処分に際しては、地域の自治体のホームページやゴミ処理関連の情報を確認して、適切な処分方法を選択することが重要です。
また、リサイクルショップやリサイクルセンターに持ち込む場合は、敷布団の状態やサイズ、ブランドなどによって買い取り価格が変わることがあります。
事前に確認してから持ち込むことがおすすめです。