弦楽器が不要になってしまい、困っている人が少なくありません。傷や汚れが目立っていたり、破損をしている場合は不燃ゴミ、粗大ゴミなどで処分できます。
自治体のルール、決まりなどを守ることで、費用を抑えて処分ができます。価値のある物、限定モデルなどは値段が付く可能性があるため、まずは査定を依頼すると良いでしょう。
欲しい人に譲る、フリマアプリ、ネットオークションに出品する方法などがあります。記事を読んで頂き、最適な方法を選んで欲しいです。
目次
不要になった弦楽器の処分方法
子供の習い事ではピアノは人気がありますが、ギターやヴァイオリンなどの弦楽器も人気があります。子供が小さい頃から音楽系の習い事をさせる親御さんが多いですが、向いていなかったり、受験などがきっかけで辞めてしまうことが多いです。
不要になったヴァイオリンがあるけれど、処分方法がわからず困っている人が多いのではないでしょうか。ヴァイオリンは木製なので小さい物は可燃ゴミ、30㎝を超える大きな物は粗大ゴミとして処分できます。
弓の部分は馬の毛を使用している
ヴァイオリンは木製の素材を使用しており、弓の部分は馬の毛を使用しているため、燃える素材は分解をすることで可燃ゴミになります。
小型の物は可燃ゴミになりますが、弦の張りを調節するスクリューというネジがついていますが、これは燃えない素材になります。
スクリューの部分は取り外して不燃ゴミとして処分できますが、ヴァイオリンは切断、分解するのが難しい弦楽器です。
30㎝を超える大きな物は、自治体の粗大ゴミとして処分すると良いでしょう。
事前に電話やメールなどで予約を入れておく
一辺の長さが30㎝を超えるギター、ヴァイオリンなどの弦楽器は粗大ゴミとして処分ができます。自治体の公式サイト、広報などにサイズやルール、収集場所などが記載されているため、事前に電話やメールで予約を入れておきましょう。
郵便局やコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどで、粗大ゴミ引き取り券を購入することができます。粗大ゴミ引き取り券に必要事項を記載して、処分したい弦楽器にシールを貼って収集場所に置いておきましょう。
自分で収集場所に運搬する必要がある
自治体の粗大ゴミ回収は、指定の日時が決まっているため、すぐに処分をすることはできません。
押し入れや倉庫などに保管する場所がある場合は、指定の日時まで入れておくと良いでしょう。粗大ゴミ引き取りシールを処分したい弦楽器に貼っておき、自分で収集場所まで運搬、搬出をする必要があります。
収集場所に置いておく時は、近隣の迷惑にならない場所を選ぶのがマナーです。
自治体のゴミ処理施設に持っていく
自治体にゴミ処理施設がある場合は、事前に予約を入れておくことで弦楽器を持ち込んで処分できます。
年式が古かったり、傷や汚れ、破損などがある場合は、ゴミ処理施設に自分で運搬することで回収、処分してもらえます。ヴァイオリン、ギターなどの弦楽器が不要になった時は、ゴミ処理施設に持ち込むことで費用を抑えて処分できます。
住んでいる地域にゴミ処理施設がない場合は、別の方法で処分が必要です。
友人や知人などの欲しい人に譲る
子供に弦楽器を習わせていたり、趣味でギターやヴァイオリンを習っていたけれど、何らかの理由で辞めてしまうことがあります。
新品や新古品、人気メーカー、ブランド、希少性の高い弦楽器などは、捨ててしまうのはもったいないです。友人や知人が楽器に興味、関心を持っている場合は、欲しい人に譲ってあげることで大切に使ってもらえます。
きれいな状態の物だけに限りますが、欲しい人には感謝してもらえますし、処分方法を考える必要がなくなります。
楽器買取専門業者に査定を依頼する
新品や新古品などの状態が良い弦楽器は、値段が付く可能性があるため、楽器買取専門業者に査定を依頼すると良いでしょう。
楽器買取専門業者は弦楽器に詳しいスタッフが担当するため、1つ1つ丁寧に査定をしてくれます。楽器が趣味の家族が亡くなったり、引っ越しなどで別々の生活を始める時は、弦楽器が複数不要になることが多いです。
楽器買取専門業者は、出張買取に対応している所が多く、複数の弦楽器がある場合でも査定をしてくれます。
自宅で居ながら査定をしてもらえる
近くに楽器買取専門業者があるけれど、仕事で帰宅が遅くなりがち、家事や育児などで忙しい人が少なくありません。店頭買取を利用するのが難しい場合は、出張買取を利用すると便利です。
自分で都合の良い日時を指定できますし、処分したい弦楽器の数が多い、1点だけの時でも対応してもらえます。希少性の高い限定品、人気モデルなどは査定額が上がることが多く、臨時収入を得ることができます。
サイズの大きいギターは粗大ゴミとして処分できる
アコースティックギター、エレキギターなどは趣味で習っている人が多く、弦楽器の中でも高い人気があります。
押し入れやガレージなどに眠っている古いギターを処分したい場合は、自治体の粗大ゴミとして処分できます。ギターは一辺の長さが30㎝を超える商品が多いため、粗大ゴミとして処分するのがお勧めです。
ギターは自分で分解、切断をすることで不燃ゴミとしても処分できますが、実践するのは難しいため避けたほうが良いでしょう。
アンプやケースなどは粗大ゴミとして処分できる
ギターなどの弦楽器にはアンプやケースなどの付属品があり、まとめて処分したい人が多いのではないでしょうか。
アンプやケースなどは基本的には粗大ゴミになりますが、折り畳める柔らかい素材のケースは不燃ゴミとして処分できます。アンプは状態の良い物は、値段が付く可能性があるため、楽器買取専門業者に査定を依頼すると良いでしょう。
自治体のルールやマナーを守ることで、粗大ゴミとして処分できます。
フリマアプリ、ネットオークションに出品する
新品や新古品などの状態が良い物、限定モデル、人気メーカー、ブランドの弦楽器は、フリマアプリ、ネットオークションに出品できます。フリマアプリ、ネットオークションは不特定多数の人が閲覧しており、スマートフォン、タブレットから会員登録ができるので便利です。
会員登録をしておくことで、処分したいギターやヴァイオリンなどを出品することができます。すぐに買い手が付かないかもしれないですが、自分で値段をつけることができるのが良い点です。
写真撮影、商品の特徴を詳しく記載する
フリマアプリ、ネットオークションに弦楽器を出品する時は、多くの人に興味、関心を持ってもらう必要があります。
様々な角度から写真を撮影したり、商品の特徴や色、サイズ、機能などを詳しく書くことで、買い手を見つけやすくなります。なるべく高値で買取をしてもらうためには、写真撮影をする必要があるため、ある程度は時間や労力が掛かってしまいます。
急いで処分したい人は別の方法を考えるほうが良いでしょう。
クレーム処理、値引き交渉に対応できる人向け
フリマアプリ、ネットオークションに弦楽器を出品すると、多くの人が閲覧してくれるため、高値が付くことがあります。その反面クレームが付いたり、値引きを要求されることもあるため、やり取りに慣れている人向けの処分方法です。
フリマアプリ、ネットオークションは気軽に利用できますが、自分で梱包したり、発送したり、手数料を支払う必要があります。多少の手間や労力が掛かってしまうため、慣れていない人には向いていません。
不用品回収専門業者に処分を依頼する
遺品整理などで大量の弦楽器を処分したり、他に処分したい物がある場合は、不用品回収専門業者に依頼すると良いでしょう。
仕事や家事などで忙しい人は、自治体の粗大ゴミの日に運搬するのは難しいケースがあります。大量に不用品がある場合、弦楽器以外の付属品などを処分したい場合は、不用品回収専門業者に申し込みをすると便利です。
自分で希望の日時を指定できますし、土日や祝日、年末年始にも対応してくれます。
悪徳業者が存在するので注意する
処分したい弦楽器の数が多い、他の不用品を処分したい時などは不用品回収専門業者に依頼すると良いでしょう。
一部には悪徳業者が存在するため、平均よりも料金が高かったり、無料回収を語っている所は避ける必要があります。弦楽器を処分したい時は、自治体の指定の不用品回収専門業者を選んでおくと、適正な料金なので安心です。
大量に処分したい物がある場合でも、短期間で回収してくれます。
まとめ
ギターやヴァイオリンなどの弦楽器は、興味、関心を持っている人が多く、習い事の中でも人気があります。子供がすぐに飽きてしまったり、受験などがきっかけで辞めてしまい、弦楽器の処分方法で困っている人が少なくありません。
自治体の粗大ゴミ、不燃ゴミなどで回収できるため、事前に規定のサイズなどを確認しておきましょう。粗大ゴミ引き取り券を購入しておき、指定の日時に収集場所に置いておくと回収してもらえます。
状態の良い物、価値のある弦楽器などは捨てる前に、楽器買取専門業者に査定を依頼する、フリマアプリ、ネットオークションに出品できます。どの方法にもメリットとデメリットがあるため、理解した上で処分しましょう。