鎧兜の処分方法は?注意点や正しい捨て方

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鎧兜の処分方法は?注意点や正しい捨て方

 

五月人形は日本の伝統行事であり、鎧兜もその一つです。子どもの健やかな成長を願って飾っていた鎧兜も、子どもが成人に達すると必要がなくなってしまいます。処分するにも大きくて尖っているので危険です。

正しく捨てる方法や、どうやって処分すればいいのか、その時の注意点など詳しく説明します。本記事ではさまざまな処分の方法を紹介するので、参考にしてください。

 

鎧兜の処分方法7選【注意点もあり】

 

捨て方に困ってしまう鎧兜も色んな処分の仕方があります。メリット・デメリットがあるので自分にあった処分方法を選びましょう。

 

子どもや孫(身内)に譲る

 

ものにもよりますが、鎧兜は高価なものが多いです。捨てるにはもったいないので、子どもや孫に譲って引き継いでもらう処分方法です。身内に引き取ってもらえる人がいない場合は、知り合いやSNSで譲ってほしい人を見つける、という手もあります。

 

注意点にも記載しますが、鎧兜は子どもを守ることから厄を代わりに受けると言われています。そのため、誰かに譲る際に、その厄ごと引き継いでしまうため、譲る前に厄払いをしておくことをおすすめします。

 

メリット

人に譲るので処分費用がかからない、有効活用してもらえる

 

デメリット

譲ってほしい人が見つからなければ処分することができない

 

注意点

鎧兜は、子どもの健康を守ることから厄を代わりに受けているので、その厄ごと渡してしまうことになる。知らない人に譲る場合、トラブルにならないように注意。

 

解体・分別して自治体で処分する

 

子どもの健康を守ってくれた鎧兜を解体するのは、気持が弾まない方もいますが、気にならない方であれば、解体・分別して自治体の「燃えるゴミ・燃えないゴミ」で処分することが可能です。

工具が必要となるので、DIYが得意な方にはおすすめです。金属や紙、布など使われている素材が何種類かあるため、必ず分別してから捨てましょう。

 

メリット

無料で処分することができる、好きなタイミングで捨てられる

 

デメリット

解体するために工具が必要

 

注意点

不慣れな方は、けがをすることもあるので注意が必要

 

自治体の粗大ごみとして処分する

 

捨て方に悩んだら粗大ごみで捨てることをおすすめします。粗大ごみとして捨てる場合の手順を説明しますが、自治体によって処分費用や手順が異なるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。

 

  1. 鎧兜を捨てたい旨を自治体に連絡しましょう。このときに費用・捨てる場所・日時も合わせて聞いておくとスムーズに処分できます。
  2. 粗大ごみの専用シールをコンビニや郵便局などで、費用分購入します。およそ200円~500円で捨てられる自治体がほとんどです。
  3. 鎧兜を袋に入れるか、ひもで巻く等してばらばらにならないようにしておきましょう。
  4. 購入したシールを鎧兜に貼って、指定された場所・日時に捨てれば完了です。

 

メリット

国が処分するので安心、処理費用が安い

 

デメリット

捨てたいタイミングで処分できない(月に1回ほどしか回収がない)

 

注意点

自治体によって手順や費用が異なる

 

自分の好きなタイミングで処分したい方は、直接ごみ処理施設に持っていく、という方法もあります。この場合でも、事前にアポイントメントを取って、捨てに行く旨を伝えておきましょう。

 

神社・寺院で鎧兜を供養してもらう

 

神社や寺院では、鎧兜やだるま、ひな人形などイベント行事や縁起物で使われる人形を供養してもらえます。自分が大切にしていたぬいぐるみなども一緒に供養してもらうことも可能です。

大切に扱ってきた鎧兜に宿る魂に感謝すると同時に、処分する(供養する)ことができるので、最後まで大切に扱いたいと考えている方におすすめです。供養する場合は、大きさにもよりますが2,000円~5,000円程度かかることがあります。

 

メリット

大切にしていた想いと共に鎧兜を供養できる

 

デメリット

処分費用としては高い

 

注意点

神社や寺院であればどこでも供養してくれるわけではないので、事前にホームページや電話などで確認しておかなければいけない

 

不用品回収業者に依頼する

 

不用品回収業者とは、名前の通り不要になったものを何でも回収してくれる業者のことをいいます。鎧兜以外にも要らないものがたくさんある方は、まとめて捨てることができるのでおすすめです。

業者が家まで回収しに来てくれるので、重たい鎧兜でも運ばず処分できるので手間がかかりません。不用品回収業者は、注意点が多いので先に紹介していきます。

 

注意点

不用品回収業者に依頼するときに注意すべきことは、「悪徳業者」です。悪徳業者は、高額請求してくる、不法投棄する、回収に生じて窃盗を行う可能性があります。被害が及ばないためにも悪徳業者を選ばないコツを知っておくといいでしょう。

 

悪徳業者を選ばないコツは、以下の通りです。

ココがポイント

  • ホームページに住所、電話番号、古物商許可証などが記載されている
  • 電話やメールなど対応がていねいで親切である
  • 見積書や契約書を提示してくれる

 

間違って悪徳業者に引っかかってしまうと、警察沙汰になる可能性もあるので、不用品回収業者に依頼するときは、十分注意しましょう。

 

メリット

手間がかからない、一度に大量の不要品を捨てられる

 

デメリット

処分費用が高い(鎧兜のみで1,000円~3,000円はかかる)、悪徳業者がいる

 

フリマサイトで出品

 

メルカリやラクマで出品することで処分するだけでなく、現金化することもできます。メルカリで検索してみると、3,000円~200,000円と幅が広いです。ブランド品などであれば特に高く売れます。

自分の鎧兜と似たような商品が売ってあるか確認し、売れそうであれば出品してみてもいいでしょう。

 

メリット

現金化することができる

 

デメリット

売るまでに時間がかかる(または売れない)、梱包などが手間

 

注意点

壊れているものは売れません。また売るときはなるべくきれいにする、いい状態のままで売らないと値段が上がらない

 

リサイクルショップで買取ってもらう

 

上記と同じでリサイクルショップで買取ってもらうことにより、現金化することができます。フリマサイトで売ることと違う点は、すぐに現金化できることです。店舗に鎧兜を持っていけばすぐに現金化してもらうことができます。

もちろん状態によっては買取ってもらえないこともあります。またリサイクルショップは、買取後に店舗で販売するため、買取価格がフリマサイトで出品するより低くなる場合もあるので、メリット・デメリットを覚えておきしょう。

 

メリット

すぐに現金化できる

 

デメリット

売れない場合がある、高価買取が狙いにくい

 

注意点

 

店舗に持って行って買取不可になる可能性もあるので、事前に見積しておくことがおすすめ。また店舗まで持っていけないときは、主張買取や宅配買取を利用するといい。店舗によって対応していないこともあるので注意。

 

 

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自分に合った正しい処分方法を選ぼう

 

7種類の処分方法を紹介してきましたが、どれかひとつは自分にあう処分の方法が見つかると思います。「無料」、「有料」、「現金化」の3パターンあるので、鎧兜の質や状態に合わせて選ぶといいでしょう。

処分するときの注意点や、メリット・デメリットも合わせて紹介してきたので、覚えておきましょう。不法投棄など誤った処分の仕方をするのではなく、本記事に記載されている正しい処分方法で捨ててください。

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